
この夏は、一人でいる時は出来るだけクーラーではなく扇風機を頼り、線香を焚き、抹茶を飲んで暑さを凌ぐことが多い。抹茶は熱いままでも、氷を入れて冷茶にしても、喉元すぎた余韻が爽やかで‟涼”をよぶ。当店の抹茶<爽清>は爽やかな余韻が長く続くので、手前味噌だが重宝している。何しろ沸いた湯さえ準備しておけば、煎茶と違ってすぐにお茶が出来る。茶筌をしゃかしゃかっと振るだけ。茶殻も出ない。決してたくさん飲むことはおすすめしないが、抹茶の爽やかな美味しさと便利さがもう少し、広まってもよいかな、と、今日訪問された外回りの銀行員さんが、お出ししたガラスコップの冷たい抹茶を飲み終えて、肩を落として清々とされた顔を見てそう、思えた。
- 2022/08/15(月) 23:45:57|
- 店主の日記
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今年の麦茶が出来ました。
昨年12月に二条大麦と六条大麦の種蒔きをして、5月初めに二条大麦、中旬に六条大麦を収穫しました。
<二条大麦>はでんぷん質が豊富でたんぱく質が少なめで、<六条大麦>に比べ麦本来の甘みを感じる特徴があります。六条大麦はたんぱく質を豊富に含み、でんぷん質が少なめで、麦茶にした時に適度な香ばしさを感じます。 この特質の違う二種類の大麦、香ばしさと甘さがブレンドされた麦茶を味わってみて下さい。
麦茶の価格改定のお知らせです。
今まで麦茶を多くの方に飲用して頂きたく、価格を抑えてきました。
諸材料費や原油価格高騰により、今年から麦茶の一袋当たりの量や料金を変更させて頂きます。
何卒ご理解のほど、よろしくお願い致します。
暑い夏の日々、お身体にはお気をつけてお過ごし下さい。
- 2022/08/14(日) 11:45:36|
- うみ風からの便り
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今年やたらと花屋さんで目にしていた、KAGOMEの家庭園芸シリーズの「そのまま育てるトマトの土」が、ある日我が家のベランダにあった。購入した妹は、体調が優れない母の為に、収穫の喜びで元気を出してもらうと言う。人それぞれ、エールの送り方も様々だ。上の写真は随分と成長して、実もみっちりと大きくなり始めた頃のもの。この姿を見て、母が「実が大きくなれば、茎もしっかりして、枝もひろがってちゃーんと支えているのだから、大したものね。」と関心しながら眺めていた。赤くなっては収穫し、赤くなっては収穫しで、先日すっかり食べ終え、最後は燃えるゴミに出せる使用。ベランダ栽培にはなんと都合よいものかと最後まで関心した。赤いトマトが実っている間、長野からは収穫仕立てのとうもろこしが届く。旬を楽しんでとメッセージ。よく枯れたひげをたっぷりつけたとうもろこしの、塩を振った茹でたて、醤油を付けた焼きたてを食べれば、吹き出る汗もなんのその。

山梨で自然栽培で育った桃も頂いた。育てる苦労が想像つかない程、ふくよかな甘い美味しさ。へばった体を生き返らせた。

故郷から届いたと、メロンのお裾分けも頂いた。メロンもまた、暑さで余禄のなくなった体にすんなり入り、気力が養われた。

そして、今日は親戚から梨の幸水が届いた。「もう、梨の季節だね。」と母と話しながら、夏の終わりを思った。
夏の暑さの間、周りからは野菜や果物で元気を頂いたが、私からはやっぱりまずはお茶を送る。手軽なティーバッグの<冷やし茶>が多かったが、ようやく宮崎のハーブ園から<ミント茶>と<麦茶>が届いたので、‟涼”だけでなく、‟爽快”や ‟養”もお届け出来るようになったのでよかった。
お客様にも、元気に秋を迎えられますようにと願いつつ、ご予約頂きました<ミント茶>発送終えました。例年通りの爽快さ、美味しさをお楽しみ頂けます。新しく開いた畑のミント茶です。これからどんどん入荷して参ります。残暑を少しでも快く過ごすお茶として、おすすめ致します。
- 2022/08/13(土) 21:03:10|
- 店主の日記
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