
10月1日は中秋の名月。今宵の満月は、2020年で一番小さく見える満月とか。
今、月と地球と太陽が一直線なのか、と想像を広げて満月を見る。1日の日より随分と寒くなった。
月見の日の10月1日、親戚から庭の栗やら、まだ小さな里芋やら新米等が届き、粋な計らいに、有難くも、
そうしたことが出来ることに、羨ましい思いも混じる。それにしても、今年初の栗ご飯は美味しかった。

今宵の満月に合わせて、ではないだろうが、枝豆、里芋、ゆず、柿、みかん等が届いた。10月もまだ枝豆が
出来るのかと感心しながら、早速塩茹で。10月の枝豆の味を楽しむ。里芋は以前より随分と大きく育っいる。
柚子はまだ全体が青いが、熟し始めたか、ところどころ皮が黄色い。市販と違って傷も多い柿だが、たくさん
届いた柿から、親戚の故郷の夜の温度が下がり始めたことに想いが馳せ、心は温まる。みかんは武骨で皮
も厚いが、昔ながらの素朴な味わい。…これにはやっぱりこたつだな、と昭和生まれの私は思う…。
うみ風ハーブ園から先日<バジルペースト>が届いた。台風後の初入荷。青々とした美しいペーストには、満ち潮の海水で
作られた塩が使われています。他、台風後に回復を始めた、ハーブが少しずつ入荷を始め、これから続きます。
天象に従ったバイオダイナミック農法を軸に、朝に夕にと忙しく仕事を進める作業を思いつつ、ただ今
<ホーリーバジル>を飲みながら体を温めつつ、これを書いています。今年の<ホーリーバジル>もとても
香りよく、飲みやすく、美味しく仕上がりました。評判も上々。入荷待ちのお客様分で第一弾は終了となりましたが、
来週末また再入荷の予定ですので、どうぞ楽しみにお待ち下さい。
- 2020/10/31(土) 20:22:07|
- 店主の日記
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10月の仲秋の名月、夜空に光輝く月がとても綺麗で、お月見を楽しみました。
夏の酷暑から、9月は一気に涼しくなり、秋がやってきましたね。
9月6日の台風10号の影響を受け、塩害の被害を受けました。
強風により、海からの潮が舞い上がり、この地域は雨があまり降らなかったので、植物・作物に塩が蓄積してしまいました。
直後の強い日差しで、葉が黒くなり枯れてしまいました。
地元の方も「こんなひどい塩害は初めてだ」という程、町の木々も枯れてしまった所もあります。
台風直後の畑を見たとき、私はショックが大きく、しばらく畑に入れずにいました。
芽が出たばかりの‟そば”は全滅でした。
でも少しずつ畑を整えていき、枯れてしまった所を切り落としていくと、ハーブたちは段々と新しい芽を出したり、
小さかった苗は大きくなり、また活き活きと大きくなっています。
その植物たちの力強い生命力から、私もエネルギーをもらっています。
収量が減ってしまった作物もありますが、これからは稔りの秋の収穫シーズンです。
バジルペースト・ホーリーバジル・レモングラス・ジンジャー・ハイビスカスローゼルなど、これから新たに出来ます。
よろしくお願いいたします。

(台風直後、回復始めるハブ茶の原料となるエビスグサ)
朝晩と昼間の気温差が大きい時期、御自愛くださいね。
尚 美
- 2020/10/06(火) 15:26:55|
- うみ風からの便り
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