
今年も残りわずか。やり残したことはたくさんあるが、この年の瀬になって、一気にやり遂げた。
苦手、苦手な針仕事を。我が家の黒猫ちゃんが、遮光カーテンにじゃれて裾をほつらせ、まぁ、
そのうちに・・そのうにち・・と目をつぶって過ごしていたら年の瀬の大掃除になってしまい、
ここにきて計6枚の遮光カーテンの裾をまつる羽目になってしまった。
来年への戒めには十分な作業になりました。本当にやれやれ。
半日かけて作業が終わった後に飲みたくなったお茶は、三重の緑茶。
自家用に育てたお茶を、毎年身近な人たちへお届けするのを楽しみとされている、そのお裾分
け頂いたお茶だ。今年は茶摘みの予定日の明け方に、霜に当たってしまって残念でならない、
とおっしゃっておられた。確かにそうしたお茶の風味ではあるけれど、いやいやどうして、秋まで
寝かせていたら、余韻が長く続くお茶に仕上がってきた。
しょぼしょぼになった目を閉じて、余韻を楽しみながらお茶を味わうこと十分。たった十分で、
長作業で疲れた気分からリフレッシュ。お茶はこうでなくちゃね、と改めて思わされた。
お茶を飲まれる方にはぜひとも、お好みの、出来れば余韻が長く続くお茶がお手元にあるように、
見つけてほしいと思っています。新しい年が生きやすく、少しでも気持ち楽に暮らせるよう、当店
も、そんなお茶を紹介していきたいと思っています。
- 2019/12/30(月) 22:57:18|
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