
11月も、もう一週間が過ぎてしまった。大事に思う人の訃報が続いたことも
あり、少々気持ちに今一つ元気が出なかった10月。
ある日長野から“栗”や、“ぶどう” が種類豊富に届き、色とりどりの味わい
を大いに楽しんだ後には、千葉からお米と一緒に、庭に実った“栗”や“柿”
や“みかん”が届いた。
いかにも家の木に生っていました、といった表情のでこぼこ“柿”に季節を感
じたが、これまた「きれい」とは言い難い“みかん”を
「もう、庭の木のみかんが食べられるような季節なのか・・・」と手にして
しげしげと眺めていたら、
言葉にすると大げさになるけれど、
「たえまく、この世には命を養う力が満ち溢れているだ」
と、みかんの重さが実感させてくれて、心にじわじわと元気がはいった。
日照りや台風といった天候に泣かされた宮崎からも、
評判のよい<バジルペースト>や<ホーリーバジル>が届いてきた。
同じような天候の下、熊本の農家さんの作った<ぽっこ焙じ茶>も、
一息つける美味しさと評判。
季節の“命を養う力の結晶” だと自身が思えるような“実り”に出会えるか
否かは、情報量の多さによるものではないだろうから、そのように思える
場面を、自分をぜひつくってみて下さい。
恵まれた日本の秋。大事にお過ごし下さい。
- 2015/11/01(日) 23:56:58|
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