
2012年も 終わりますね。
今年もハーブを育てながら お茶作り、バジルペーストを作った一年でした。
たくさんの出会いがあり、いろいろなご縁でつながれたことに感謝です。
この 写真は、ハーブを育てている山で撮った 夕陽の景色です。
元旦は、海から昇る 朝陽を見たいと思っています。
2013年
皆さまにとって、心暖まる 一年になりますように…。
岸上尚美
- 2012/12/31(月) 13:42:45|
- うみ風からの便り
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我が家の愛猫“チビ”が誕生日を迎え、静かに眠っている。
私は本当に久しぶりに一息ついて、先日届いた<
ホーリーバジル>を飲みながらチビを見ていた。
今年はブログの更新もままならぬ程、次から次へと思わぬ事態に対応せねばならない毎日でした。
どれ程生きたか分らぬ年になった“チビ”は生命線と言われた2kgをとっくに割って今や1.5kg。
大きく膨れた腫瘍も痛々しく、抱き上げる度に一握りの綿毛のような重さになってしまいましたが、“チビ”はそんなことはおかまいなしに、今を生きています。チビの温かい体温がそのまま心に届いてきて、切なくじんわり心を温めます。
四万十川源流の自然の中で育つ煎茶<
源流>は今年からもう、作られることがなくなってしまい、
20年位生活の中で楽しませてもらっている、熊本のお茶<
日常>や<
そよぎ>の作り手、釜炒り茶の名人は、次の世代にバトンタッチして、天に昇られてしまいました。
<
奥伊勢の焙じ茶>が先日届きましたが、老木の茶樹の秋の焙じ茶を作るために、畑を管理して下さる高齢の小藤さんは、この夏、とても大変な作業をこなして下さったと聞きました。この優しいお茶もいつまで楽しむことができるのかと、味わいを深くして飲んでいます。
今年はまた、普段日本茶を飲む習慣がない、といった方々に声をかけさせて頂いて、小さな会を重ねました。
美味しいと思って下さる方々が、ではお茶の葉を買って自分の生活の中で入れてみます、ともう一歩進むにはなかなかいかない。今年もこの課題に手応えが得られずに終わってしまいました。お茶は本物だから、来年も重ねていこう。
今年何がよいことだったかな、と考えてみると、これもまたちゃんといっぱいありました。
なんとい言っても、疲れ果てきった一昨日の夜、後一段、というところの階段でよろけてコンクリートに真っ逆さま。落ちながら一瞬暗くなるも、“最悪にまずい!”と思ってドサッ。痛っ、タタタタタ…。
落ちてすぐに「手、動くよね」と安心し、「あれ、案外痛くないな。」と思ったのですが、なんとたまたま手に持っていた12個入りのトイレットペーパーが私の下敷きとなり、トイレットペーパーは面白い程ペチャンコになってしまったが、私は打ち身と軽い捻挫ですんでしまいました。
その場には人はだれもおらず、ただ手も足も声もないトイレットペーパーとお茶とお菓子と贈答用の箱と私だけの空間で、その中のトイレットペーパーに助けられるとは…。有り難や。
ブログ更新も出来ない、なかなか大変な1年を過ごしておりましたが、以上のように何かに助けられつつ、なんとかなんとかお茶屋の仕事を続けつつ、日々暮らしてこれました。
今年も残りわずかですが、皆様もご無事で新年をお迎えになれますように。
- 2012/12/29(土) 16:51:22|
- 店主の日記
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