
夏の終わり、包みが届いた。
…白井さんへ…
母と五島列島の福江島と長崎に行ってきました。
福江島はキリシタンの島、そして砂は白く海は青く、まさに南国です。
長崎はご存知の通り、坂道の多い異国情緒溢れた町です。
夜景がすばらしかった!!
福江島では、平成9年から茶作りを始めたそうです。
道の駅でお茶を見つけましたので買ってきました。
名産品の「塩」と一緒に同封させていただきましたので、
楽しんでいただければ幸いです。
手紙の通り、「塩」と「五島茶」が入っていた。
先日知り合った沖縄県出身の方とお茶の話が弾み、
「郷里にいた頃飲んでいた緑茶」をすぐに取り寄せて下さった。
五島列島も沖縄も南の島であるが、作られるお茶は随分と違うもので、
とても面白い。
明日のお茶お集いでは、このお茶の飲み比べなどもしてみようか…。
- 2011/10/31(月) 01:57:37|
- 店主の日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

今月はハーブをご紹介しつつのお茶の集いを開いておりますので、ハ
ーブに合うケーキを、と今月はよくケーキを作って試食をしています。
相変わらず時間が上手につくれず、夜中の作業です。
私はバターや牛乳といったものがあまり得意ではないので、あっさり
したケーキしか作れませんが、それでも翌日は携帯マグに<
ミント>
か、あるいは<
カミツレ>+<
ジンジャー>+<ホーリーバジル>の
葉と熱湯を入れたものを持ち歩き、重宝しています。
ミントティーは、飲んだ時のメントールの爽快感とお茶の温かさが胃
にストレートに届き、余韻の甘さも爽やかです。
カミツレにジンジャーやホーリバジルをブレンドしたお茶は、不思議
な美味しさと体が温まるので、気に入ってよく飲んでいます。
ブレンドの割合は適当ですが、その日の味を楽しんでいます。
今年収穫分の<ジンジャー>や<ホーリーバジル>は11月のご紹介
になります。一年の収穫の目安が分かり易いように、新しく
<
ハーブ・野草茶リスト>のページを作りましたので、何かの参考に
ご覧下さいませ。
バジルペーストも予約を締め切り、その分の発送が終わりましたら、
HPで通常通り販売を始めますので、今年のバジルの風味をぜひ、
お楽しみ下さい。
※写真はバターなし、砂糖なしのチョコレートケーキにハブ茶を添え
ました。評判上々。チョコとハブ茶の組み合わせもおすすめです。
- 2011/10/14(金) 01:42:47|
- 店主の日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

はじめて「風と共に去りぬ」を読んだ時、主人公のスカーレット・オ
ハラの母、エレンの衣擦れの音と、身につけていた「レモンバーベナ」
の香りにとても心惹かれました。大農園主の夫を支え、家族を愛し、
農園に働く奴隷たちを守り、愛される、優しくて優雅な母が身につけ
た香りはどんな香りなのだろう、とそれはそれは楽しい想像を繰り返
しました。
その後、レモンバーベナを見つけて「あの、憧れのバーベナ!?」と
喜んで購入して飲んでみると、その爽やかなレモンの香りと優雅な母
のイメージが重ならず、首をかしげた日がありました。
それから随分と時が過ぎ、今こうして自分で<
レモンバーベナ>を販
売しているのですから面白いものです。
そして、バイオダイナミック農園で育てられたバーベナをお茶会で皆
様に飲んで頂くと、次第とお客様のおしゃべりが少なくなり、その場
が温かく、“ふわん”とゆったりとした雰囲気にかわり始めることを
何度か経験してようやく「そうか、これがレモンバーベナの香りか」、
と思い至ったのでした。
レモンの香りは“爽やか”というだけでなく、心身を包み温めてくれ
る、まさしく私のイメージする小説の、1860年代のアメリカ南部に気
高く優雅に大地の母として生きるエレンに相応しい香りでした。
勝手な思い込みではありますが、これは嬉しい気づきでした。
とても前置きが長くなってしまいまいましたが、その憧れの力を持つ
<
レモンバーベナ>が入荷しております。
今年のレモンの爽やかな香りも、心身を温め安らかな気持ちにさせて
くれます。バイオダイナミック農園で育ったバーベナの、その包容力
をぜひ味わってみて下さい。
- 2011/10/02(日) 12:22:37|
- 店主の日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0