fc2ブログ

日本茶の店 清水茶寮からのお便り

店主の徒然日記、ハーブ園から、森林から便りが届きます・・・

森林・林業再生プラン

林業家の池谷さんから、<山の便り その5>が届いております。
日本の国土の70%は森林。多摩の現場からのお便りをとおして、森林に
少しでも関心を向けていきたいところです。

さて今回の便りにては、前政権において、「森林・林業再生プラン」とい
う施策を実施に移すべく進んでいたそうで、新政権においても森林保護の
施策が、揺るぎなく進んでほしいものです。

このプランでは、国材の自給率を27%から50%に高めようと、今まで採算
が合わないという理由で放置されていた間伐材を使っていこう、という取
り組みもなされるようで、震災の復興には国材を大いに活用してもらえる
のか、現状がよく分かっていない私は安易にそう期待してしまいます。

昔馴染み>の里、旧宮川村は林業の村。
2年程前、茶づくりの後で車で山道を回った際、安い輸入材に押され、切
り倒されたままの多くの木を目の当たりにしましたが、なんとも切ないも
のでありました。
間伐木を放置していれば腐朽して二酸化炭素を大気中に放出する、と分っ
ていても放置するしかない状況。温暖化対策としても、早く間伐材の利用
の道筋がついてほしいものです。

山からの便りは写真もいっぱいです。
どうぞお楽しみ下さい。
  1. 2011/08/31(水) 21:45:27|
  2. 店主の日記

鮎の泳ぐ川

清流
先日の日曜日は、茶道のお稽古日。
通り抜ける風に初秋の匂いの東京となりましたが、思いの外あっけなく過
ぎてしまった夏を愛しむ気持ちにまかせて、活ける花は秋草にしても、お
菓子はあえて、夏菓子を用意致しました。

「私、今年まだ鮎、食べてないんですぅ。」
「あー、これ、見る面によって魚がいくつも見えますねぇ。」
茶室の皆様、お菓子に思わず笑みがこぼれます。
「このお菓子、なんという名なんですか?」
「ふふ、清流。」

皆様から「あぁ」という言葉。
おもわず口から出た「あぁ」という言葉には、「なるほど」と納得させら
れた気持ちが含まれていたに違いない。鮎と思えば清流と自然に思う。

説明がなくとも、水面を泳ぐ魚の姿に鮎を見て、そこに初夏の美しい川を
心に思ったからこその「あぁ」の声。 ・・・これっていいな。
夏の美しい場面を思いつつお茶を飲んで下されば、言うことなし。

「私、寒天のお菓子って実は苦手なんですけど、さすがにこれは美味しい
ですね。」
「さすが老舗の夏の銘菓よね。」・・・これもまたニヤリ。


  1. 2011/08/29(月) 23:07:11|
  2. 店主の日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

山からの便り その5

山からの便り その5        
                            池谷キワ子
 
猛暑が続きましたが、みなさまお元気に夏を乗り越えましたか。
山からのたより その5をお届けします。

「夏の山仕事は涼しい場所でいいわね」とよくいわれますが、労働しなければの話です。
ここ、多摩の森林も、林内を歩き回り、邪魔になっている木を伐り払ったり、歩道をガリガリけずったりし
ていると、人によっては首に巻いたタオルを絞ると、汗が滴り落ちるほど。
でも、木陰で一息つけば、沢からの風がなんともいえない仕合わせ感を送ってくれます。このごろは保冷剤や
冷えピタタオル、凍らせたペットボトルといったすぐれものもたくさんあり、お昼は至福のひとときです。
そらあけ会の昼食風景
いつもみそ汁が供される「そらあけの会」のランチタイム


材木の値段が下がりに下がって、いまでは行政の補助なしには「林業」の継続がむずかしくなり、自立した
一次産業ではなくなってしまいました。とくに今年は、林野庁が策定してきた「森林・林業再生プラン」と
いう仕組みが実行に移されるので、補助金の査定方法が大きく変化することになりました。
いま、国産材シェアーは27%。政府はこれを50%まで高めよう、だからほとんどが林内に放置されている
間伐材を、作業道をもっと造ってひっぱりだしてきて使っていこう、減少一途の山仕事の技術者を「フォレス
ター」として育ていこう、小さな所有者同士が結託して集約施業をやって効率をあげよう、という選択です。

でも多摩の山は、小規模すぎる林地、険峻で岩地多い山、村人の林業離れ著しい土地柄、実現が難しいのです。
補助金は税金です。森林に手がはいれば、環境が整い、下流に市民にたくさんの恩恵が届く、補助金は最大の
効果を得られる形でいただきたいものです。
著者の草刈の様子
道脇の草刈りしながら山へはいる筆者

そんな林政事情は関係なく、春から夏への森林はいつもどおりとても賑やかでした。
トリたちは競い合ってなき、先月まではホトトギスが「特許許可局」という独特の鳴き方で自己主張をして
いましたし、オオルリやウグイス、このごろ増えたガビチョウ、キセキレイやヒヨドリもうるさいくらい。
名も知らないさまざまな鳴き方のトリたち。
でもいまは、セミしぐれにかき消されています。アブラゼミ、ミンミンゼミよりも「カナカナ~」のヒグラシが
いいですね。そしてここ数日やっとツクツクホウシが秋を告げ出しました。
日照りのあいまに大雨のきた今夏は、沢も水量豊富。ザワザワと、一刻も早く流れ落ちたいと競っています。
ハチも多くて、わたしはすでに2回も刺されてしまいした。
大災害のあとでも変わらない多摩の山です。自然の力をうまく利用していくのが林業です。

初秋!ようやく下草のしげりが止まってきました。

五日市の街路樹
最寄り駅五日市の街路樹「サルスベリ(百日紅)」が満開

シュウカイドウ
シュウカイドウが咲き始めました

山ホトトギス
ヤマホトトギス

キノコ
名前を知らないキノコ

ヒノキ林
見学コースのヒノキ林 樹齢55年
  1. 2011/08/23(火) 09:43:49|
  2. 山からの便り
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

黄枝香の香りの茶

ジャスミン茶
「すごい! 出来た! 素晴らしい!!黄枝香みたい!
すごいわお母さん。黄枝色みたいなジャスミン茶が出来た!」と
おおはしゃぎの私。

「こうしこうってなぁに、それ。」と母。

「鳳凰単叢のさ、中国の広東省のお茶の一つ。以前よく飲んだじゃない。」
「お茶の名前なんてお母さん覚えてないわよ。」
「…じゃ、いいから、とにかく飲んでみて。この前頂いたジャスミン茶を
緑茶に混ぜてみたんだけど。すごいの、香りがよくて、美味しくて。」

「・・・・どう?」
「なんか、やけに甘い花みたいな香りがするわね、このお茶。」
「だからさぁ・・・・。」

これは今朝の母子の会話。
面白半分につくってみたジャスミン茶は、クチナシの様に甘い香りのお茶
に仕上がり、7煎も楽しむことが出来ました。
素人作りは今日が一番美味しいとき、…になるかも知れませんが、
お茶会にご用意致しますので、どうぞ楽しみにして下さい。

ジャスミンの花、自宅で育てる甲斐大いにありそうです。





  1. 2011/08/17(水) 18:41:40|
  2. 店主の日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

一座一会

お稽古の片付けを終え、やれやれとひと息入れた屋上。
見上げた昨夜の月は、きれいでした。

さて、昨日は茶道の夏の特別稽古として、上方舞舞踊家の吉村桂充先生
お招きして、正座への座り方、起ち方、歩き方のご指導を受け、
その後一服を楽しみましょう、という会を開きました。

会には桂充先生の俳諧連歌を楽しまれるお仲間も幾人かご参加下さり、
一服の席で、私がぶしつけに、この場で連歌を詠んで下さいませんか、
とお願いを致しましたら、快く、「りんどうや・・・」ではじまる
五・七・五の冒頭の句が詠まれ、三方が七・七、五・七・五…と続いて
下さいました。

冒頭の句は、床の間に活けた籠のりんどうと、飾った軸「閑坐聴松風」を
うけて詠って下さったもので、陸前高田市の高田松原を想うものでありま
した。実は前日にあるメールを頂戴し、被災地の様子をあらためて思い、
会の趣旨を考え、選んだ軸でありました。

会の始めに、なぜ今日この軸を飾ったのかをお話した際には、
高田松原のことにはふれず、茶道における立ち振る舞いの美しさについて
「松風」という言葉をとおして、申し上げただけでしたが、なんとおおく
を汲み取って下さったかと、心の中で感謝したのでした。

その方が帰り際におっしゃっられた、
「僕は今日のように、坐を囲んで一時を過ごす、連歌とお茶の世界って
どこか共通するところがあるように思っているんです。」

という言葉が印象に残りました。
一座一会。
美しい所作、言葉遊び。お点前はほとんどの方が初めてとのことでしたが、
集う楽しさに緊張もなく、部屋は終始和やか。
桂充先生の熱心な起居のご指導と、これまたぶしつけにお願いをした
一服のお点前はたおやかで、よいお見本。
“お茶が美味しい”とおっしゃって下った皆様の笑顔が有り難い一日でした。

  1. 2011/08/15(月) 23:53:24|
  2. 店主の日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

水質ランキング最高の宮川 

雨上がりの旧宮川村
あぁ…抹茶が美味しい。
一服飲み終えた後の清涼感が、ひと息、体を休ませる。

茶碗にお茶と熱湯を入れて茶荃を振るだけ、待ち時間もいらない抹茶を、
その手軽さもあって、私は夏にもよく飲みます。
冷たいお茶が飲みたい時には、碗に氷を入れれば出来上がり。
夏にも飲んでほしいなぁ、抹茶。今月のお茶の集いでご紹介しようか…。

さて、8月のお茶の集いでは、<昔馴染み>の里、旧宮川村のお水でお茶
を楽しんでいただこうと、その水「ナチュラルウォーター森の番人」を取
り寄せました。お水と一緒に、7月28日に国土交通省が発表した、全国165
河川の2010年の水質ランキングの新聞記事と、販売元の(有)森と水を守
る会のニュースレターが届きました。
新聞記事によれば、トップの清流は三重県中部を流れる“宮川”や静岡県の
安部川、大井川など8道県の13河川で、前年より5つ増えた、とのこと。
全国で水質のよい河川が増えたとは、自分のこととして喜びたいことです。

以下、森と水を守る会のニュースレターの一部をご紹介致します。
9割が山林という自然の中で、自然の力だけで育ったお茶は<昔馴染み
というお茶。
また、宮川の清流で入れるお茶を楽しむ、<8月のお茶の集い>に
ご興味持たれましたら、詳細をお問い合わせ下さいませ
心からお待ち申し上げております。

<嬉しいお知らせ>号外号   (有)森と水を守る会

旧宮川村は、典型的な過疎の村で、96%は山林です。そこを源とす宮川は
総延長が90km、河口は伊勢湾に注ぐ一級河川です。
この宮川が平成3年に建設省が実施した一級河川水質検査で全国一位・
きれいな川と認定されたのをきっかけに、当時40歳以下の若者27名が集
まり。フォレストキーパーズという非営利団体を結成したのです。
・・・・・・・・・・・
漁協の人たちは宮川村に植林のボランティアにやってくる。
宮川村のメンバーも伊勢湾の海岸のごみ拾いのボランティアなどに出かけ
るなどの交流をしていました。こうした活動のなかで、生きた海を守るこ
とは山を守ることから始まる。
そしてその大元である我々が、森を守っていかなければならないことに気
がつき、豊かな水資源の有効利用を図ることにしたのです。
そこでこの宮川の豊かな水資源を地域おこしの手段として活用すべく、
ナチュラルウォーターにして地域の活性に役立てようという提案を出し、
誕生したのが「ナチュラルウォーター森の番人」です。
  1. 2011/08/13(土) 11:52:56|
  2. 店主の日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

冷泉為家の供養香(8月のお茶の集い)

ジャスミン
炭坑節。やぐらの上の太鼓の音が聴こえてきました。
目黒不動尊の下で、盆踊り大会です。
子供たちは来ているかな、浴衣を着せてもらって来ている子いるかな。

さて昨日は、香秘書を紐解き、冷泉為家を供養したであろう冷泉家800年
の歴史を経て伝わる調香で練り香を作る、という会に行って参りました。
とてもシンプルな調香でしたが、それがかえって追悼の気持ちがその
まま昇華されるように思わされるもので、存分に贅沢な原料の配分には、
尽くしきれない敬意の現われを感じさせられました。

仕上げた練り香は、2、3ヶ月あるいは一年以上寝かせた方が、より調和
のとれた香となるとのことですが、月遅れの盆のある8月にぜひ、と思い、
“お茶の集い”で、炷く予定でおります。
いにしえの調香の香りにご興味ある方は、8月のお茶の集いについて、
どうぞお問い合わせ下さいませ

ところで、上記の写真はジャスミンです。
この素晴らしく芳しい、夢心地のよう、とまで言いたくなるほどの香りが
お届けできないのが残念です。

以前、昔の中国の皇族は、夏には庭のジャスミンのそばで大きな扇を扇が
せ、その香りを楽しんだという話を聞いて以来、“家にジャスミンの木”、
は憧れです。
練り香作りに伺った際、あるご婦人から頂戴致しました。

あまりに素晴らしい香りですので、この花でジャスミン茶を作ってみるこ
とに致しました。さて、どのお茶と合わせたでしょうか。
美味しく出来上がりましたら、8月の会でこのお茶もご用意致します。

(キリリと冷した手作りのジャスミン茶、…やっぱりジャスミンの木を育て
よう…)

夏の盛りではありますが、ひと時楽しみにどうぞお越し下さいませ。
  1. 2011/08/05(金) 15:33:18|
  2. 店主の日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

山里 残り2袋

甘みのつよい紅蘭
山里>が、昨年仕上がりのもの残り2袋で、販売終了となります。

日本の変化に富んだ自然環境をお茶を通して実感できる、その一つが終わ
ります。

私は、作り手の高齢化に、毎年手を合わせる思いで新茶の時期を迎えます。
源流>という高知の爽快な釜炒り茶は、今年「もう、作ることができない」
と、一旦は諦めたましたが、このお茶を山の中から探し出し、貴重なお茶
として作り手を支え続けている私の師匠の熱い思に作り手の方が応えて、
全身全霊をかけて作って下さいました。
後継者の方はいらっしゃいません。四万十川上流の自然の中で育つお茶
の味も、いつでも飲めるお茶ではないことを心におい下さいませ。

紅茶「紅蘭」も入荷致しました。勉さんの紅茶は、甘みのつよい紅茶です。
同じ茶畑であっても、父上とは違う方向のお茶を作ってしまうのですから、
「お茶作りは職人芸」と、届いたばかりの紅茶を毎日飲みながら、毎度同
じように感じております。
この紅茶は煎を利かせながら飲むよりも、一煎目にできるだけしっかりと
抽出してその美味しさを凝縮させて、一杯飲んで大満足、という飲み方が
おすすめです。
とはいえ、私は2煎目に少しだけ<レモングラス>を入れて何杯か楽しみ
ます。相性がよく、爽やかな香りが美味しい。

自然豊かな環境の中で育ち、丹精込められた、手作り、あるいはそれに近
いお茶で、ご自身も周りの方も夏の日を涼やかに元気にお過ごし下さい。


  1. 2011/08/03(水) 23:07:36|
  2. 店主の日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

8月のうみ風ハーブ園

バジルの畑
暑中お見舞い申し上げます。

8月になりましたね!
宮崎も連日30度です。

でも 今年は程よく雨が降ったり、曇ったりしているので、
外作業も比較的やりやすいように感じてます。

スィートバジル
(スィートバジル)
バジルペースト用のスィートバジルが、すくすくと元気に育っています。

ホーリーバジルの花
(ホーリーバジルの花)
ホーリーバジルも可愛い花が咲きました。
ホーリーバジルは秋に収穫なので、早く咲いた花は摘み取って、
花が咲きそろうようにしています。

皆さまも、夏バテにはお気をつけてお過ごし下さい。
                          尚美
  1. 2011/08/02(火) 20:48:42|
  2. うみ風からの便り
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

7月の石竹

石竹(唐撫子)
長かったのか、短かったのか分らないほど慌しく7月が過ぎてしまいました。

さて、上記の写真は7月最後のお稽古に用意をした「とらや」さんの
「石竹」(せきちく)と銘のついた生菓子です。
石竹とは、中国から渡来した撫子(なでしこ)で、唐撫子とも呼ばれます。

7月はなんと言っても、サッカーの女子ワールドカップの決勝戦での
日本代表「なでしこジャパン」の活躍に胸躍らされました。
初優勝を果たした時の感激と爽快感!
にわか応援団ですが、嬉しいことしきり。
7月を締めくくる最後の会には、やはり“撫子”をと求めました。
干菓子としては、安永9年(1780)に考案された型だそうで、
生菓子には道明寺羹を流してつくられており、涼やかで可愛らしい菓子に、
思わず目を細めてしまいました。
「石竹色」という色がありますが、昔の人が色の名前にまでつけた花。
いにしえの人たちは、どのような優しい目で撫子を眺めていたのだろう、
などと想像しながら美味しくお茶を頂戴し、この日は暑さもひと休憩、
一か月の疲れも吹き飛びました。

翌日の仕事を気にしつつも、女子ワールドカップの決勝戦に釘付けになり、
緊張するも、心弾む時間をもてたのはテレビのお陰です。そのテレビが、
7月25日に東北3県を残して、アナログからデジタル送信への移行が実施
されましたが、時代の流れとは言え、考えさせられることもありました。

アナログテレビからデジタル対応へは、経済的な負担も大きなものですし、
家の中に当たり前にあるテレビに何が起こってどう対応すべきかの情報も
必要でした。外出ままならぬ高齢者の世帯に、セーフティーネットがどれ
程張れていたでしょうか。過ぎた今、テレビを視聴することが出来なくな
った人はどれ程でしょうか。さらに孤独化がすすんではいないでしょうか。

視覚障害者の方は、今まではFMラジオで楽しめたアナログ放送を聞くこ
とが出来なくなってしまいました。今後はワンセグ(携帯電話などの移動
体向けの放送)への流れを推進しているようですが、これまた経済的な負
担や、ラジオより煩雑な操作の必要な機械を思うと、特に高齢の方にとっ
てはいかがなものかと首を傾けてしまいます。

大震災の被災地3県については、地上デジタル放送への完全移行を、
最大で1 年間延期、と聞いた時、「それはよかった。こんな時期に地デジ
対応なんて余程に大変だものね。」と思っていたら、これは私の勘違い。
各世帯の受信がしばし今までどおり、ではなく、岩手、宮城、福島3県の
放送局の地上デジタル放送への完全移行が来年3月末になった。

つまりは、たとえば、福島県の県内からは山の影響で電波がとりにくから、
茨城県から電波をとっていた、という世帯は地デジ対応せなばならない訳
です。地デジ対応まで!と思わざるおえなかった方がどれ程いらしたことか。

・・・・・・・・

時代の流れ。7月は、“地デジ”という時の通過点で考えさせられました。

  1. 2011/08/01(月) 23:52:34|
  2. 店主の日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

お店の紹介

せいすいさりょう

Author:せいすいさりょう


清水茶寮(せいすいさりょう)では、
無農薬・無肥料の、昔ながらの製法のお茶をはじめ、品種のもつ個性を活かして作られた煎茶、挽きたての抹茶、有機農法(バイオダイナミック農法)によるハーブなどをご用意して、日本のお茶の美味しさをご紹介しております。
通信販売・お茶会についてはこちら

最新記事

最新コメント

カテゴリ

未分類 (0)
店主の日記 (196)
うみ風からの便り (67)
山からの便り (33)
お知らせ (3)

月別アーカイブ

トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR