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日本茶の店 清水茶寮からのお便り

店主の徒然日記、ハーブ園から、森林から便りが届きます・・・

女性育林家の池谷さんが、「みどりの文化賞」受賞です

筆者の山で作業されるボランティアのメンバー
5月3日のみどりの日を前に、思わず飛び上がった嬉しいお知らせです。
当ホームページに「山からたより」を寄稿下さる池谷キワ子さんが、「みどりの文化賞」を受賞されることになりました。
ボランティアのメンバーの方から喜びと共に受賞のお知らせが届き、以下続きます。
「みどりの文化賞」は、平成2年〜国民の祝日「みどりの日」の制定を記念して”緑豊かな国土と新しい森林文化の創造に役立てる為、緑や森林に関して顕著な功績があった人を顕彰する”としています。 「みどりの文化賞」受賞者を見ると、法隆寺専属宮大工の西岡常一氏、環境保護活動家のC・Wニコル氏、「森は海の恋人」の畠山重篤氏、奥多摩の林業家・田中惣次氏など素晴らしい方々が受賞されています。改めて、池谷さんの“山への社会貢献”が評価されたものと、我が事のように嬉しく思っています。 池谷さんは平成26年に「林野庁長官賞」を受賞していますが、そのあたりは「山からのたより 養沢で林業とともに」にも記載の通りです。 池谷さんが代表のボランティア活動「そらあけの会」に20年も参加させて頂いていることに誇りを感じているところです。お陰で、私の自慢の種が一つ増え、嬉し〜い限りです。 と記されています。
私も同感、大自慢の種を頂いてしまいました。そして、お茶のご注文を頂く際に、「山からの便り」へのご感想を添えて下さいますお客様にも、感謝しております。どんなひと言の感想も、池谷さんはとても喜ばれていらっしゃいます。森林仕事の多くは危険で力仕事ですので、どうしても多くは男性ばかりの場かと思うのですが、こうした中にあって、女性である池谷さんがこの賞を受賞されたことは意義深く、これが「風の時代」というものかな、と時代の追い風に浮き立つような思いです。この機会に改めて、「山からのたより」を拝読されて、木一本、一本からなる森林を守るご苦労と、その恩恵を想像頂ければと思っております。

山からの便りの筆者
私の前を歩かれる颯爽とした筆者





  1. 2022/05/03(火) 15:47:40|
  2. 店主の日記

八十八夜に夏ミカン

夏ミカン
今日5月2日は夏も近づく八十八夜。東京は曇り空、晴天、雨と慌ただしい空模様だったが、「茶摘み」の歌のイメージからか、八十八の末広がりの吉日と言われているせいか、なんとなく今日の日は晴れ気分。静岡の小柳さんの茶園は、今週中にはすべての品種のお茶作りは大方終わりそうだと連絡が入り、予想より早い仕上がりだが、熊本等の自然茶は成長がゆっくりなので、作業はこれから。当店の新茶が出揃うのは、他店に比べると今年もゆっくりです。
新茶の出来栄えを楽しみに、気にしつつ、今日、私は夏ミカンのマーマレード作りにいそしんだ。早春の頃、親戚宅から、まだ小さなつぼみの蕗の薹と一緒に苺や夏ミカンが届き始め、セリやクレソンやタケノコ満載の時期にも夏ミカンは届き続けた。そして今日は、90歳を迎えられたお父様が長年大事にされてきた、という夏ミカンを頂いた。夏ミカンは本当に収穫時期が長い。生でも食べられるような苦味の少ない皮の夏みかんだったので、ほとんど丸ごとマーマレードにしてみたが、いくらでも食べられそうな美味しさに仕上がった。そういえば、小柳さんの急斜面の茶園は元々はミカン畑で、その名残かな、と思われる木もあったりする。小柳さんの茶園ならではの、どの品種のお茶にも共通する清々しい花香の香りは、お茶の品種の力だけではなくて、もともとは柑橘類の木が植えてあった土壌にも大きく影響しているのじゃないかと思ったりもするが、どうであろう。
夏ミカンの出来栄えに大満足だが、やっぱりお茶のことに心は向いてしまう。今年一年間楽しむお茶の仕上がりはどうであろう。皆様にも、入荷次第、ご紹介出来るお茶にととのい次第、順次ご案内して参りますので、あとしばらく、新茶の出来栄えを楽しみにお待ち下さい。
  1. 2022/05/02(月) 22:31:07|
  2. 店主の日記

椎葉村の雪の日

銘「雪の灯」羊羹
2月10日は首都圏でも今年二度目の大雪の予報が出た。翌朝には太陽がいっそう眩しく見えるような晴天となったが、今年は日本海を中心に、積雪のすごさを伝えるニュースが続いている。
東京で今年初めての雪の日、北海道の石狩在住の方から九州宮崎の<椎葉村の野生茶>の注文を頂いた。このお茶は、この山の村でも、ほとんど作る方がいなくなってしまった、昔ながらの手作りのお茶だ。もちろん、手作りだから、少量しか仕上がらない。そんなわずかに作られるお茶が、日本のいくつもの山を越えて北上して、石狩まで届いて、そこで一服のお茶でひと息ついて、体を温めて頂けることを思うと、仲介者としては嬉しくて仕方がない。さらにはその後、注文主さんから素敵な話を添えて頂きました。ご紹介することご快諾頂き、色々な場面が浮かび、色々な思いがくみ取れる為、原文のまま記させて頂きます。

椎葉村は、私の父の故郷です。
父が生まれた冬の日の朝は、椎葉には珍しい大雪が降ったそうで、
それを見た曾祖母が「この子は遠いところに行くことになるかもしれない」と言ったとか。

椎葉山茶は、在りし日の曾祖母が学生だった父のために手ずから摘んで釜で炒り、
北海道まで送ってくれた記憶の品とのこと。

この度、御社のHPで見せていただき、父の誕生日の祝いにと思った次第です。

春の新芽の季節を迎え、家族の為に茶葉を摘み、釜で炒っては揉んで、炒っては揉んでを繰り返す、かなりたいへんな作業を、ご曾祖母様はどんな思いでこなされたことか。思いが詰まったお茶を飲みながら、お父様はいつも遠い故郷を思い出したことでしょうし、慰められたり、励みになる思いも湧いてきたかもしれません。そんな大事なお父様の思い出を、数十年経って、またご子息様が椎葉の村から届けてあげたい、と思われたのですから嬉しい事この上ないお話です。家族の為に作られたお茶は、その家、その家のこだわりの味があるはずですが、椎葉村のお茶ならではの独特のお茶の香りが、お父様のご記憶と重なるとよいなと願う気持ちでお届け致しました。この冬、東京も寒い日が続いており、私はこの<椎葉の野生茶>を少量熱湯に入れて少し煮出して楽しんでいます。美味しいですよ。手作りのお茶、ぜひ、お試しになってみて下さい。

アップした写真は和久傳さんの季節の羊羹「雪の灯」。私はこのシリーズの「笹ホタル」が一番好きだが、雪明りを見立てた、たこの羊羹も美しい。
  1. 2022/02/11(金) 14:38:19|
  2. 店主の日記

大寒の日の贈り物

あご出汁

先日、料理上手の友人から、“ご多忙のご様子。けれど、大寒の日くらい、自らひいた出汁で、たっぷりと温かい汁をご家族で召し上がれ。あごは特に簡単に美味しい出汁がひけます。休日を利用して!”とメッセージつきで、焼きあごが届いた。「なるほど、さすが。」私では思いつかない心使いを有り難く頂戴した。

大寒の日の今日、友人の心配りに従い、あごでたっぷり出汁をひいて、(ひいたといってもただ、あごを割って水に浸すだけの手間で出来上がり)昼にはうどん、夜には煮汁がたっぷりの煮物にお味噌汁にと頂いた。飛び魚は煮干しよりかなり大きな魚だが、雑味なく、くどさのない、すっきりとした美味しさで、頭や内臓を取るのも楽。これからはたまにあご出汁を使おう、と言う気も起こる。先ほど、あごのお礼にと、ミネラル分豊富なお茶<岩しみず>を送った友人からメールが届いた。お礼の最後は、“寒い日だったけど、岩しみずで体を温めてもらいました。これからは我が家の必需品!”と結ばれていた。このメッセージにまた心が温まる。水面を滑空する‟あご”で簡単に出汁をひくこともおすすめだが、山の滋養を吸い上げた山茶<岩しみず>を煮出し、ほんのわずかの塩を入れて、熱々の塩茶にしてたっぷり飲むのも冬の日のおすすめです。
  1. 2022/01/20(木) 20:28:21|
  2. 店主の日記

手作りの干し柿の美味しさ

手作りの干し柿とお茶
明けまして おめでとうございます

新しい年を迎えたばかりだが、昨年のことを少々。初冬に入り、毎年届くりんご園からりんごが届きだした。初めは、私が届く中では一番好きな長野の農園からだった。いつもより早い到着が意外で、さらに園主からの便りに嬉しさは半減。
りんご農家からの便り(長野)
例年通りにいかない天候の影響による品質低下と高齢化の悩みが綴られている。以前に、茶農家の方々が呟いた、ここのところの天候は、毎年の経験値に頼るというより、手探りで対応している感じ、という言葉が浮かぶし、高齢になって、前は自分で出来ていた作業を他人に頼らざるを得なくなり、経費が加算でいくばかりでして、という言葉も思い出す。最後に届いた青森のりんご園の便りにも、天候の影響による品質低下が記されていた。
りんご農家からの便り(青森)

三人の子育て、海外生活等々で多忙な日々を送っていた、大学時代の友人に会った。子育てがひと段落つき、自分の為の時間がもてるようになったと言う。で、何をしているのかと言えば、ものすごく手間をかけて無農薬栽培で育てたりんごが悪天候で落っこちて、破棄するしかない状況の農園を知り、仲間の輪を作って、購入するから、ジュースに加工して、利益が出る価格で販売するようお願いしたりしているとのこと。一泊二日で、主婦のおこずかいで行動できる範囲で、青森だ、岡山だと、心ある生産現場に仲間と訪ね歩き始めている。頼もしいことこの上なく、私も遠回しに恩恵を受けることになるのだから有難い行動。

暮れぎりぎりに近隣の方から、故郷から手作りの干し柿と赤カブの漬物がたくさん届いたから、とお裾分け頂き、今それを熱い番茶と一緒に頂いている。安心して食べられる、素朴な美味しさはやっぱりいい。

今年も、冬から新芽が成長する頃の寒さ、梅雨の頃の雨、酷暑、秋の日差しや台風等、少しでも生産現場に心を寄せて、出来上がったお茶を、美味しいお茶をご紹介して参りますので、ご愛顧の程どうぞよろしくお願い致します。
  1. 2022/01/02(日) 18:31:09|
  2. 店主の日記

冬至の日 柚子とレモンと

届いたゆずとレモン
一陽来復。明日からは昼の時間が長くなっていくと思うだけで、寒がりの私の心は、一枚羽織ったように温かくなる。
伯母が、柚子と一緒にレモンを送ってくれた。もうどれだけ年数が経ったか忘れてしまった程昔、伯母が、「こんなんが育つか分からんけど、面白いなと思って植えてみたのよ。」と、小さなレモンの苗木を指差した。伯母のはにかんだ笑顔が可愛かったのと、目の前の小さな苗木と、思い浮かぶ大きなレモンの木にかなり落差があったので、その時の場面がずっと記憶に残っている。思わず目を見張る程、届いた立派なレモンは、あの時の苗木のレモンだろうか。あのレモンの苗木は、どれほどの木に成長したろう。あの時の場面を思い出し、心がレモン色のように明るく元気になった。今日の柚子風呂は、一層温まりそうだ。
  1. 2021/12/22(水) 17:48:33|
  2. 店主の日記

ハチが飛ばなかった夏

2021年10月の芙蓉
11月23日。勤労感謝の今日は、宮中では今年の収穫への感謝と、来年の豊穣を願う祭祀が行われている。昨日は雨だったが、今日は清々しい秋晴れ。こうした祭祀が晴天の下で行われていることになんとなくほっとする。
話はさかのぼるが、9月に入り、我が家には親戚の手配のお陰で、品種の違う梨が時期がきて実ると、梨農園から送られてきた。例年通り色々な梨が届いてきた。その間、育てた米や季節の野菜が、あちこちの親戚宅から届いてくる。実りの秋。こちらも全く例年通りだった。ところが9月のある日、お茶を分けて頂いている熊本の農園の園主から、今年の夏は飛んでくるミツバチが激減して、夏野菜がめっきり収穫出来なかったことを聞いた。それはもう、恐ろしい、恐怖よ、と言葉が沈んだ。我が家に届く農作物も、スーパーに並ぶ農作物も例年通りだったので、この話に心底驚いた。見えない、知らない生産地の現状が怖くなる。日本の食卓の少し先を考える時、いつもあやぶい思いだ。ずっと以前から。

10月1日、この夏咲くことのなかったムクゲの花が、突然咲いた。まさか緊急事態宣言の解除を待っていた訳でもなかろうが、幸先が良い、と気分が上がった。朝、開花して夕方には萎むと言われている一日花だが、咲いたムクゲは一週間経っても咲き続けた。けれどもなぜかその姿が痛ましく見えて仕方がない。頑張って咲いているのに、何を私は思っているのか、と自分の頭を叩いた。

宮崎のハーブ園主から連絡が入った。初夏に雨の被害を受けたバジルやホーリーバジルを植え替えたが、今年は収穫量はかなり減りそうだと言う。それでも、育ったハーブの草花は、まるで意地でも、という感じで育ち続ていて、例年通りでない天候の下で成長して、なんだか必死さを感じていると言う。必死で子孫を残そうとしているんでしょうかね、とおっしゃった。私は、ムクゲの花を思った。

そして、例年通りの数とはいかなかったが、好評の、いつもの味の<バジルペースト>が出来上がってきた。<ホーリーバジル>、<ハイビスカスローゼル>も入荷している。早速、バジルペーストはご予約頂いているお客様へ発送中です。12月初旬には、2回目の入荷予定で、今年はこれが最終入荷になります。ハーブを育てる作り手さんが、最後に手を加えて仕上げるお茶やペースト。元気の素にお役立て頂きたいです。
  1. 2021/11/23(火) 14:35:25|
  2. 店主の日記

暑い日の坂道

あっという間の冷茶
コンクリートからぎらぎらと照り返す日射し。近所への買い物と言えども、日傘を持って出なかったことに後悔しつつ、急な坂道を下っていると、目の前から自転車が上ってきた。軽々と電動自転車を漕ぐお母さんと、荷台の小さなか子供の、はしゃぐ会話が通り過ぎて行く。子供の嬉しさが、風にのって伝わってくる。ちょっとすると、坂の下の方から女子学生が声を上げている。「すみませーん!すみませーん!!」と叫びつつ、一生懸命駆け上がってくる。背中に大きなリュックサックを背負い、顔を真っ赤にしながら。どうしたのかな、あんなに走って大丈夫かな、と思っていたら、「すみませーん!ハンカチ落としませんでしたかぁ!」の声が、通り過ぎた私の背中越しに聞こえてきた。そして程なく、「きゃぁー。すみません!…。」のお母さんの声が、随分坂を下ってしまった私の耳にも届いた。女子学生はどの辺りでハンカチを拾い、あの親子を追いかけ、坂道を上ってきたのだろう。
帰宅して即席で冷茶を作り、火照った体を鎮める。さっぱりとした<奥伊勢の煎茶>を濃いめに淹れて、氷を入れてすぐに出来上がる冷茶でクールダウン、はこの夏随分助かっているが、今日の、一生懸命坂道を駆け上ってきた女の子の行為は、思い出す度に、爽やかな気分にしてくれそうだ。
  1. 2021/08/09(月) 16:00:38|
  2. 店主の日記

緑色の季節から

空豆
5月の新茶の仕上がりに一喜一憂する日常の中に、ごっそりと空豆が届き始めると、私の台所仕事がしばらく続く。空豆は、名前も、さやの色も、さやの内も、お豆も綺麗だ。さやをむくは楽しい。煮えたぎらせず、ゆっくりと茹で上げるのに少し緊張するけれど、それも楽しい。
とうもろこし

そろそろ空豆が届くのも最後かな、と思う次には、意表を突かれるようにとうもろこしが届いた。「もう、とうもろこしか!」空豆の緑も綺麗だが、少し黄味色の入ったとうもろこしも綺麗。掲載した写真はどちらも本物とはずいぶん色が違うので残念だが、明るい緑は、好きな季節へと気持ちをむけてくれる。

青梅

待望の第一便。若草色の青梅が届く。見ていて飽きない緑色。

青梅と完熟梅

青梅での仕込みが終わり、届いた第二便は青梅と黄色の完熟梅とその中間が混ざっていた。完熟梅の色はもちろんだが、プラムのような甘い香りは梅仕事のご褒美のひとつだ。届いた20kg程の梅の実はほとんどジャムにする。母の昼食に、このジャムが欠かせないことから始まったが、それが贈り物にもと加わり、今は非常食として、食する一年分より少し多く作る。梅ジャムも非常食になるな、とある時思った。普段は冷蔵庫に保存しているが、いざとなれば常温の保存でも安心出来るように作り、梅干しも十分用意してあるが、甘さとクエン酸の酸っぱさは、急時の疲労回復に役立つ。唾液が出るのも、健康上よいはず。どうでしょうか。

完熟梅

梅の最終便はどれも完全な完熟梅。膨れるような甘い香りと一緒に届いた。夏の暑さが苦手な、母の飲み物として、汗をかいていらっしゃるお客様への夏の日の一杯として、茶葉と完熟梅を一緒に炊いたものを作った。甘露煮でもなく、台湾の有名なお茶請けの茶葉梅という訳でもない。立派な姿の完熟梅には申し訳ないが、そのままの姿で残っているものもあれば、つぶれて種だけの姿になっている梅もある。梅と茶葉と砂糖で煮詰めた梅から出たエキス。これを梅の種で作った梅酢とお水で割って作るジュースは、格別。今年の茶葉は半発酵茶の清茶を選んだ。当たり前だが、茶葉によって出来栄えの味わいが変るのが、面白い。

ようやく終わった梅仕事。小柳さんからは紅茶が仕上がっていると連絡が入っている。梅子黄の頃を過ぎ、一仕事終えた余韻を残し、またすこし、次の季節へ移った実感。

  1. 2021/06/27(日) 18:16:45|
  2. 店主の日記

足早にたけのこの季節が過ぎて

八雲もち
「鷹の爪は、ある。糠も用意した。」よしっ!いつでも来い!たけのこ! という気構えで迎えた今年のたけのこシーズン。父が生きていた頃は、あちらの親戚、こちらの親戚から毎日のように大量に届く ‟たけのこ” を率先して茹で上げてくれていたので、‟たけのこ”が届きそうな時期を見計らって、糠はもちろん、「手間をかける時間の確保」という準備を毎年忘れて後悔する。ある日突然届き始めた‟たけのこ”を目の前に、「明日、急いで糠を買いに行こう」の勢いだから、せっかく水が滴るような‟たけのこ”を送ってくれても、残念ながらその若さの恩恵にありつけず、たけのこを掘り出す労力や送る手間を想像すると恐縮する。

‟せり”が届き始めた今年、よし、とばかりに‟糠”を買い込んだが、確保した時間より遅く‟たけのこ”は届き始め、結局、深夜に大鍋を並べての作業となり、一週間が過ぎた。随分以前に、これでもかとトラブルが続いた時期に、あるご年配の方から「苦労が次から次にくるから助かってるんじゃない。これがあなた、いっぺんに起きたらひっくり返っちゃうわよ。」と諭され、なるほどな、と思ったことがあったが、大袈裟にも、こういう場面にいつも思い出す。

今年最後の便のたけのこを鍋に入れつつ、首がうなだれた。眠気のせいじゃない、今年こそ、たけのこの‟オス”と‟メス”で味が違うか確認しよう、たけのこの皮を乾燥させて利用してみよう、と考えていたことを思い出したから。また課題は来年に持ち越しか、自分に呆れる。思い返せば、たけのこの柔らかさはオスだのメスだの関係なく、送られてくる家によって違っていたのは間違いないけれど、それが土地の違いか、鮮度なのか、何によるのかは分からない。

今日はたけのこの皮に包まれた、「八雲もち」をお茶菓子に<ハブ茶>を飲んだ。今年もコロナの影響で三重の茶畑に行けず、毎年朴葉のお団子をたくさん作って迎い入れてくれるご夫妻を想い、電話を入れる。明日の子供の日は数十年ぶりに、お茶と粽と、菖蒲を抱えて元上司に会いに行く予定。短い時間にせねばならないが、準備する今日からもう、気分は五月晴れだ。
  1. 2021/05/04(火) 13:53:56|
  2. 店主の日記

清風に吹かれて

年月が経った自然茶

今日はホーローのポットで湯を沸かそう。仕上がってから15年程経つ、九州の在来種の自然茶を見ながら、湯を沸かすポットを選んだ。水によってお茶の味は変るが、沸かす道具でも変わってしまう。沸かしたお湯と茶葉の相性が良ければ目出度し、悪ければお茶が美味しくなかった、になってしまうから、お茶は分が悪い。そろそろ確定申告の準備を始めないと、と思いつつ、スタートが出来ない。始め4分集中すれば後はなんとか進んでいくのだろうが、その4分にのれない。15年程度経った日本茶、中国茶、韓国の緑茶と雑多に入った茶箱をご褒美にと持ち込んだが、先に開けて中を見てしまったから、とりあえず飲んでみよう、となってしまった。急須の底がしっかり隠れる程に茶葉を入れ、沸かした湯を茶葉がひたる程度わずかに、注意深く注いで、ほんのしばらく待つ。待つ時間は1分にも満たないが、その間、この世界の誕生から、目の前の茶葉が私の手元に届くまでの壮大な時間を思う。そんな想像に心躍る。抽出したお茶のエッセンスは、茶杯一杯で春というよりは夏に近い草木の香りが喉から戻り帰り、山の自然に帰ったような気分にさせてくれる。存分に満足。十分余韻に浸れそうだが、欲が出て立て続けに2杯、3杯。心身ともに爽やかになり、今日の春の陽気がまた一層心地よい。今日は一日このお茶で楽しめそうだ。確定申告は、明日からにしよう。
  1. 2021/02/21(日) 13:48:51|
  2. 店主の日記

寒の時期の手作り

手作りの干し芋

2月の第一日曜日。母はいつもより早い時間に身仕度を整え始め、私が食卓に座る頃には妹がパンを焼き上げていた。ガスコンロには、味噌作りの為に大豆が既に煮始められていた。‟今日は味噌づくり”という日に、なぜわざわざ手間をかけて、妹はパンを焼いたのであろうかと考えながら、私は茶道のお稽古に向かった。 ‟あー!発酵かぁ!” 共通点を思いつき、思わず大きく頷いてしまった私は、お稽古中に、数人から首をかしげながらの視線をあびた。

翌日に、いろんな柑橘類がたまって食べきれなくて、と艶々と煮詰められたジャムを頂いた。アクがほどよく抜け、その程良さに、手慣れた感と、惜しまない手間ひまの時間が感じ取れ、一層美味しい。
柑橘類のジャム
お料理好きのおば様は、一人暮らしになってからは、灯油のストーブは危ないからと、息子さんが心配して電気ストーブに交換したけれど、‟こっそり元のストーブに戻しちゃった。だって便利だもの。”と時々そのストーブで時間をかけて転がしながら作る焼き芋を持って来て下さる。安心して皮まで食べられる、さいこーに美味しいおやつ。数日経って干し芋が出来た、とこれもお裾分け下さった。‟これはお日様の日のお陰。” と嬉しそう。

知人から、おねだりした干し柿が再び届いた。
自家製干し柿
干し柿も、いくらでもスーパーで買えるけれど、自家製の干し柿はなんとなく一層美味しい。阿蘇の農園の焙じ茶のよきお茶請けだが、父がひとり楽しそうに干し柿を作っていた姿を思い出してしまうことも、私としては嬉しい。
親戚から、両手にのるほどの、土のついた小さな蕗の薹が届いた。早春の匂いだ。今日は私が蕗味噌を作ろう。
  1. 2021/02/20(土) 15:49:40|
  2. 店主の日記

縁嬉菓子からの呼びかけ

百年羊羹

昨年は夏以降、羊羹をいくつか頂いた。夏の頃は京都のあんこ屋「都松庵」さんと共同で作られたブルーボトルコーヒーの羊羹。デザインはもちろんだが、フルーツやクルミが入った小形羊羹は夏のお土産にもよく、私としては、2種類の味のうち-MATCH- 抹茶味が紅茶によく合うという点で、その後購入しては、当店の<べにふうき(紅茶)>を添えて、知人に送ったりした。
ブルーボトルの羊羹

秋には、「とらや」さんのパリ40周年を記念に「ピエール・エルメ・パリ」と共同で作られた「イスパハン」を頂いた。
小形羊羹 イスパハン
最初に甘酸っぱいフランボワーズがほのかに香り 、 そのうちに華やいだライチの風味が口に広がり、最後に上品なバラの香りが立ちのぼる、という説明に、味の想像が追いつかなかったが、実際食べてみればその通りで、それでいて渾然一体。これだけインパクトがありながら、余韻はあるが、後味が口に残らず、合わないだろうな、と思っていた煎茶さえ美味しく飲めた。さすが、と驚嘆。また、同じくとらやさんの、「昼下がりのカフェ」、という素敵な名のカカオ珈琲羊羹を頂いた。これもお洒落なデザインで、一緒に食べた仲間達は「美味しい」を連呼していた。

冬になり、熱海に店を構える「ときわぎ」さんの「百年羊羹」をお土産に頂いた。丁度先日ブログに書いた「光射ス森」の公演日が近づき、100年先の子孫の為に木を植える行為について思いを馳せていた時期だったので、 ‟百年”という文字に目が留まった。初めて知ったが、創業から100年を越える、家族経営で守り続けている老舗だ。創業当時から甘さを控えた伝統の製法と味を守り続けているその羊羹は、砂糖が控えめ、真空包装でもなく、保存料も使っていない為、日持ちがしない。パッケージの「縁嬉菓子」という文字が笑をもたらす。数種類どれも美味しかったが、地場の特産品を使った柑橘類の入った羊羹は、コンセプトが私好みだ。美味しく仲間と頂いたのが12月。

年が明け、私が興味ありそうだと、友人からメールが届いた。面白いことに、知り得たばかりの「ときわぎ」さんのFacebookからの転写だった。コロナの影響で観光地に人が集まらず、お菓子の材料の段階で、廃棄しなくてはならない状況に、支援を呼びかける丁寧なメッセージであった。緊急事態宣言下、特別商品「本家ときわぎ 縁嬉菓子セット・あうん」をご用意された。、商品代金、税金、送料、代引き手数料合計で5000円。100年の歳月を守り続けたご苦労は測りしませが、つぎにつなぐ為の今を支えることに心寄せられた方は、こちらの「ときわぎ」さんのHPでご確認下さい(http://www.tokiwagi.co.jp/index.html)。かなりお得なセットです。お茶屋をしては、是非、お茶をご用意の上、お茶請けの羊羹もご用意頂ければ有難いと願うところです。
  1. 2021/01/16(土) 19:45:06|
  2. 店主の日記

光射ス森を観て

光射ス森

「光射ス森」の観劇の後、30年以上も前、材木問屋の方に連れられて見に行った秋田杉林。粛々とした美しい光景に、息がとまる思いだったことを思い出しました。

「今の日本の林業が抱えている現状が大変過ぎて、本当にほんの一部しか切り取れないですけど、よい作品にしないと・・。」演劇集団「円」の演出家の内藤さんは、訪れた育林家の池谷さん所有の山の帰り道に、呟かれた。当HPに「山からの便り」として寄稿下さる池谷さんはじめ、林業に関わる方々を取材され、演劇「光射ス森」が出来上がった。春の上演予定がコロナの影響で延期となったが、劇団の方々の努力により、12月19日(土)〜27日(日)までシアターXで上演に至りました。(http://www.theaterx.jp/)

次の世代か、あるいは三世代先にようやく伐採時期となる木の苗を植え、それを何十年もかけて丹精込めて育て上げた木を、日本人は暮らしの中で楽しみ、大事にしてきました。その片鱗を、昔の煎茶道具の中でも感じることがあります。自国の木を愛する暮らしぶりは変りましたが、海に囲まれ、まだ豊かな森林に覆われた国であります。内も外も自然に恵まれた国が地球上に、どれ程あるのか分かりませんが、豊かな森林をもつ国は、その緑を守り伝える責任があるように思えます。多くの方が直接林業に携わることはありませんが、日本の森林の現状、林業が抱える問題等を知ることも大切だと思っています。そのきっかけになってくれるような作品です。コロナ渦中で、劇場へのご案内が出来ずにおりましたが、劇場内は徹底した対策をとっていらっしゃいました。森林への興味の一歩となる「光射ス森」、ご案内申し上げます。

「山からの便り」の著者所有の山中
  1. 2020/12/22(火) 20:12:00|
  2. 店主の日記

満月に届く秋の収穫物

庭の木の栗
10月1日は中秋の名月。今宵の満月は、2020年で一番小さく見える満月とか。
今、月と地球と太陽が一直線なのか、と想像を広げて満月を見る。1日の日より随分と寒くなった。
月見の日の10月1日、親戚から庭の栗やら、まだ小さな里芋やら新米等が届き、粋な計らいに、有難くも、
そうしたことが出来ることに、羨ましい思いも混じる。それにしても、今年初の栗ご飯は美味しかった。
10月の枝豆

今宵の満月に合わせて、ではないだろうが、枝豆、里芋、ゆず、柿、みかん等が届いた。10月もまだ枝豆が
出来るのかと感心しながら、早速塩茹で。10月の枝豆の味を楽しむ。里芋は以前より随分と大きく育っいる。
柚子はまだ全体が青いが、熟し始めたか、ところどころ皮が黄色い。市販と違って傷も多い柿だが、たくさん
届いた柿から、親戚の故郷の夜の温度が下がり始めたことに想いが馳せ、心は温まる。みかんは武骨で皮
も厚いが、昔ながらの素朴な味わい。…これにはやっぱりこたつだな、と昭和生まれの私は思う…。

うみ風ハーブ園から先日<バジルペースト>が届いた。台風後の初入荷。青々とした美しいペーストには、満ち潮の海水で
作られた塩が使われています。他、台風後に回復を始めた、ハーブが少しずつ入荷を始め、これから続きます。
天象に従ったバイオダイナミック農法を軸に、朝に夕にと忙しく仕事を進める作業を思いつつ、ただ今
<ホーリーバジル>を飲みながら体を温めつつ、これを書いています。今年の<ホーリーバジル>もとても
香りよく、飲みやすく、美味しく仕上がりました。評判も上々。入荷待ちのお客様分で第一弾は終了となりましたが、
来週末また再入荷の予定ですので、どうぞ楽しみにお待ち下さい。


  1. 2020/10/31(土) 20:22:07|
  2. 店主の日記

21年前の小柳さんの煎茶

エントランスに設えた茅の輪
週末、家族が誕生日を祝ってくれた。店のエントランスには茅の輪が設われ、食事の最後の菓子には「水無月」が運ばれてきた。誕生日のお祝ではあったが、思いかけず「夏越しの祓い」も出来たようで、その「思いがけず・・」に上機嫌。お酒にお茶に食事と楽しんだ。そのお礼に翌日、21年前に静岡の小柳さん(お父様)が作られた<香蘭>というお茶を家族に振舞った。1999年仕上げの半発酵のお茶<香蘭>は気に入っていて、最後の袋を何度も一回分出しては閉め、を繰り返している為、かなり空気に触れている。毎度その劣化の程度を心配しつつ淹れるが、期待が外されることなく今日まできた。久しぶりの今回は果たしてどうか。99年の文字を見て、期待しつつもさすがにね、という気持ちもわく。けれどやっぱり、力のある美味しいお茶は、年月が経っても美味しかった。20年経っても、甘い余韻が広がるお茶。感動するような思いだが、振舞った家族といえば、お茶にはさして興味がないので、「どう?」と聞いても、「えっ?別に。ふつーに美味しけど。」とくる。「1999年のお茶が、ふつーに美味しいって、すごいって感動しない?・・・。」
淹れるのじゃなかった、という気持ちが首をもたげるが、淹れる機会をもらったのだからやはり感謝か。

今年、<香蘭>と同じ品種で作った緑茶の<玉蘭>を販売しています。このお茶はここ数年、残念ながらご紹介出来なかったので、ようやくの思いです。<香蘭>と<玉蘭>というお茶は、<印雑一三一>という品種から作られるお茶で、<藤かおり>とは違った甘い花の香りのあるお茶です。まだ若い感じの香りが強くありますが、それもまた、今の時期ならではのお楽しみとして、おすすめしています。
  1. 2020/06/23(火) 00:30:25|
  2. 店主の日記

お茶の余韻

三重の手作りのお茶
山と畑と田んぼの緑に覆われた三重県の大台町栗谷というところから、郷土愛たっぷりのSさんから、自家用
に作られたお裾分けのお茶が届いた。とても真似出来ない程大事に、手間暇惜しまず自家用の茶畑を管理さ
れるけれど、仕上げたお茶のほとんどは皆配ってしまう。気前の良さに有り難く、毎年、この土地ならではの
お茶を楽しませて頂いている。
山に覆われたこの土地のお茶は、Sさんの茶畑ではないが、当HPでも<栗谷煎茶>として販売させて頂いて
いた。が、事情により今年生産終了。地元の方が、ここは桃源郷のよう、とおっしゃったそのすぐ近くの畑から
作られるお茶が、思いがけず、もう、飲めなくなってしまった。
ご予約頂いてお客様には、本当に申し訳ありませんでした。
このお茶屋を始めてから、いくつも生産終了になってしまったお茶がある。お茶が仕上がった春には、来年は
もっとこうして・・・と話しが弾むが、思いがけなく生産終了のお知らせがくる。記憶にだけ残るお茶が増えていく。

同じ三重の大台町から届いた小切畑のお茶が今年とても美味しいです。
<在来種煎茶>はふくよかで、しみじみとした余韻が長く続き、<やぶきた煎茶>は作り手さんが目指す、くど
さのない、すっきりとした美味しさが楽しめます。今年のお茶の余韻、どうぞお試し下さい。
  1. 2020/06/14(日) 16:08:07|
  2. 店主の日記

初夏に向かって

ベランダのプチトマト

過日、親戚からタケノコが届く季節・・・と書いたが、その後は空豆、トマトと続く季節となった。空豆は届き始めの頃は大層な殻を身にまとっているが、剝き甲斐がない程小さな青豆で、今年は不作か?と思わされたが、それも届く度に美しい鶯色の、立派な豆が現れるようになった。空豆は焼いて塩をふって食べるのがなによりと思うが、大量に届くようになれば茹でて、料理の材料に使ってと、多いに食べて今年も空豆の季節は終わった。例年通り、ということに安堵した一時。

届く季節にトマトが加わり、気持ちが初夏へと向かう。とはいえ、トマトは4月が濃厚で美味しい。お気に入りの食パンを焼くその隣りに、輪切りにしたトマトを銀紙にのせて一緒に焼く。トーストに焼いたトマトをのせて、お気に入りの塩をふり、オリーブオイルをかけるだけのこの時期のご馳走。新しく見つけたギリシャのオリーブオイルが気に入り、大いに満喫した。珈琲も好きだが、その後でも最後はミント茶が爽やかでよいと感じる。ギュッとうまみが詰まったトマトにミント、体の中から元気になる。
残念ながらそんな時期も過ぎてしまい、すでに店頭に並ぶトマトは水っぽさを感じるようになった。旬は速足。これからの日射しの強くなる季節は、美味しさよりも、トマトのリコピンの作用を頂くつもりで、フライパンを出し、オリーブオイルでトマト焼いてのせるがおすすめ。熟したトマトは小麦粉を叩いてから焼くとよい。リコピンは油で焼くとその効果が大きくなるとなにかで知った。
そしてぜひ、先日ご紹介したミネラル豊富な<野生の詩>を、朝の一杯に加えてみて下さい。カップにわずかの茶葉と熱湯を少し入れて、ほんのしばらく置いておくだけ。お茶の力は、体の元気の源になってくれます。
  1. 2020/05/24(日) 13:00:21|
  2. 店主の日記

ブレンド茶 「野生の詩」 紹介始めました

マグカップに注いだ野生の詩

普段は使うことのないほの暗い台所に、窓からの光が差し込み、その陰影の美しさにしばらく見入ってしまった。
全体が朦朧としたその台所で、先日販売を始めた「野生の詩」と名をつけた山茶と熱湯をマグカップに注ぐ。
茶葉が沈むまで、しばらくの時間。釜で炒り上げた茶葉の、香ばしにおいが立ち上り、少し湿った静かな台所に静けさがましていく。
このお茶は、茶摘から仕上げまですべて手作業で作られたお茶を合わせたもの。無農薬、無肥料で自然のままに育ったと書いてはいるが、茶樹が元気に育つ為に、一年を通して樹を守る作業は手間暇がかかる。そんな作業の苦労は一年を通して体験してみないと分からないけれど、ブレンドしたこのお茶は、急須できっちり入れなくとも、自然茶のもつ滋味が味わえる。
たくさん、しっかり飲もう、と思わず、ほんの二つまみの茶葉と三口程度の少しの熱湯を大きめのカップに入れるだけ。飲み干した後の吐く息に、疲れも一緒に出てくれる。本来のお茶の効能。手作りのこうしたお茶は、あと、どれだけの時間飲み継いでいかれるか、欲張ってついついそんなことを考えてしまう。人の手による自然茶、求める方ぜひ、お試し下さい。
  1. 2020/05/18(月) 11:34:31|
  2. 店主の日記

雨の日にハブ茶を

煮出すハブ茶

雨の日の今日は、少し多めにハブ茶を煮出す。
飲み切れない分は冷蔵庫へ。晴天予報の明日のための冷たい飲み物として。
そんなことが、明日のちょっとした余裕につながる。
  1. 2020/05/16(土) 13:44:18|
  2. 店主の日記
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せいすいさりょう

Author:せいすいさりょう


清水茶寮(せいすいさりょう)では、
無農薬・無肥料の、昔ながらの製法のお茶をはじめ、品種のもつ個性を活かして作られた煎茶、挽きたての抹茶、有機農法(バイオダイナミック農法)によるハーブなどをご用意して、日本のお茶の美味しさをご紹介しております。
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